検査項目がより厳格になります。

既にご存知の方もいらっしゃると思いますが、

車検時の検査項目で、メーターの警告灯の検査が厳格になりました。

具体的には、

「キーON時に全ての警告灯が点灯するかどうか、その後エンジン始動後に消灯するかどうか、シートベルトを装着して消灯するかどうか、など」

一連の動きを検査するようになりました。

チェックランプ

今までは、一連の動きまでは検査されませんでしたので、どれかが点灯しっぱなし(又は消灯しっぱなし)でも合格していた場合もありますが、今は不合格となります。

ABSやエアバッグなどを撤去している車両は、撤去を証明して、かつ警告灯が点かないようにしていればOKです。

検査時に運悪くO2センサーの不具合で点灯した場合は、排気ガスや走行に影響を与えなかったとしても、不合格となりますね。

当たり前と言えば当たり前の項目なのですが、近年厳格化された項目が増えています。

現場は従来より手間を増やさざるをえませので、検査料アップなどの可能性もありえます。

プロバイルでは、エンジンスワップや駆動方式の変更の際、当時基準で「取り合えず車検には通る」スタンスで製作してきた過去もありますが、

途中からはこれらを見越して、「より純正と同じように」と、細部まで手を入れて製作させていただいています。

過去に掲載していただいた誌面や動画等をご覧いただくと分かっていただけると思いますが、

デモカーも、ショップデモカーにありがちな「車検時だけの公認」ではなく、公道走行時は「いつも公認」です。

私有地やサーキット、占有イベントなど以外で公道を走行する場合は、

カッコ悪くなったとしても、地上高も基準値以上を確保し、ハミタイもさせず、基準外のウイングやディフューザー、けん引フックも外し、フロントガラスのステッカーも剥がし、ダサかった車検ステッカーやダイヤルステッカーも貼り付けて、走行させています。

ロードインプレ

そんなとこ、誰も見てやしないでしょうし、
わざわざ書かなくても、当たり前と言えば当たり前の事なんですが、、、。

必ず自分たちがいつも正しいなどど言うつもりはありませんし、お客様の車両も納車時はOKでも、その後を全て完璧にコントロールする事は到底出来ません。
(車両の保守管理は使用者責任と定められています。陸運局からのアドバイスもあり、基準外の車両への指導と手直しはさせていただいてます。)

そうした、ちょっとしたプライドみたいなものは、
あるのかもしれません(^^;

過去の製作車で現行基準に合わなくなっている車両につきましては、現行基準に合うようにする必要がありますね。

商品の購入はこちら