F430 ミッションオイル交換、クラッチ残量点検、他

今年度の最後の作業はフェラーリF430です。整備記録簿を見ますと、前回交換からまだ2000km程ですが数年経ってますのでミッションオイル交換です。手の車は使用頻度が少ない傾向なので、年数の割にあまり走行距離が増えないものがほとんどですね(^^;

と言うか、抜き取ったオイルやドレンボルトについてる鉄粉量を見ると「本当に交換後2000kmなのかな!?」という感じがします。(^^;

エンジンから伝わってくる熱量やミッションが受け止めるパワーも大きいので、劣化も早いのかもしれません。下手な事は言えませんが、特に中古車を買われる場合などは、「記録簿はあくまで参考」という程度に捉えて油脂類は一新しておいた方が良いかもしれませんね。

エンジンオイルとオイルエレメントも交換。フェラーリ専用工具で交換します。

アンダーカバーを外しているので、ついでにクラッチ残量の点検です。

シングルクラッチ(ディスクの枚数の意味ではなく)の車ですと、よく中古車在庫なんかで「クラッチ残量◯◯%」などという文言を見かけるかと思いますが、あれもあくまで参考程度にされた方が良いかと思います。

まだ十分な知識量は無いので下手な事は言えませんが、理由は複数あってテスターの数字も誤魔化されている事もあるようですね(^^; ウチもテスターで残量確認はしますが、最終的に割と正確なのは目視点検と繋がる時のフィーリングですかね(^^;

ちょっと話は逸れますが、この辺りのシングルクラッチの2ペダル車は本当のAT車のように扱いやすいDCT(ポルシェだとPDK)車と違って、「あくまでも基本構造はマニュアルミッション車」です。

シフト時のスロットルワークもマニュアルミッション車と同等の操作で乗る方が変速ショックは少ないし、クリープ現象も無いので半クラッチの感覚を感じ取れた方がクラッチを長持ちさせやすいと思ってます。

つまり、マニュアルミッション車でクラッチを長持ちさせる扱い方が出来る方なら、この手のシングルクラッチ車のクラッチも長持ちさせやすいはず(^^;

そんな事を思いました(^^;

ありがとうございます☆



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