CX-5 ブレーキパッド点検時にガタつき発見、他

新規ユーザー様のCX-5、ブレーキパッド点検交換のご依頼時にガタ付きを発見。

原因はロアアームのB/J(ボールジョイント)でした。

外したものを見てみるとブーツも破れてますね。

今回はガタ付きが出た側のみのご依頼でしたが、近い内に反対側も同じ事になる可能性が高いですね。



タイロッドエンドのブーツも左右共に切れているのも発見。

不自然!?な切れ方。

ご依頼、ありがとうございました。

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25セレナのロアアームにガタ付き

車検で点検時に発見した25セレナのロアアームのガタ付き。

ブッシュ1G締めしなくても良い形状。

特にオチはありません(笑)

ご依頼、ありがとうございます。

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RB26 スロットルガスケット

RB26のアイドルが高く下がらない症状です。

いくつか考えられますが、今回もスロットルガスケットでした。

相変わらず複雑なホースやパイプの取り回し

サージタンクの脱着は、毎回ちょっと「かまえ」てしまいます。

取回しが複雑なだけでなく、経年劣化によりホースの硬化などで作業性が非常に悪いです。

スロットルを外すと、、、

見事に破れて無くなっていました。

ココから、2次エアを吸っています。

経年劣化で破れますが、インジェクターなどから燃料漏れ起こしてる場合は劣化がより早いです。

インマニのガスケットも同じく紙製で気持ち悪いので、同時に交換するため外します。

インマニガスケットが破れた場合、またサージやスロットル外さねばなりませんので、非常に面倒になりますからね

ウォーターホースの接続部分(パイプ)は、もれなくこのように錆や腐食による堆積物が発生しています。

掃除してパイプの状態がキレイなら良いですが、デコボコしているようだと交換した方が良いですが、これらのパイプはエキゾースト側にまで取り回しがあるので、
そちら側も同時に交換しておく必要のあるものが芋づる式に出てきて、結局水回り全交換になりがちです。

パイプは圧入箇所もあるし、車上だと非常に作業性が悪い箇所もあるので
エンジン降ろして作業した方が早く確実ですから、どの辺りで止めておくのか、または敢えて一切手を出さずエンジン降ろすタイミングを見て、その時に全部やるのも有効だと思います。

古くなっていると、この冷却水エア抜き穴が詰まっているものも時々見かけます。


紙ガスケットなのでボロボロ千切れますね。

TOMEIのメタル製に交換します。

ついでに、サージタンク下のエア関係のホースもSAMCOにとの事ですが、エア関係のホースはホンマに設計間違ってるんじゃないですかね? 内径、全然合ってませんので、取付に相当苦労します。

無理やり付けると、内側の黒っぽい層がめくれてホース内を塞ぎ、一旦めくれると2度と上手く取付出来ません。

ウォーター関係は問題ないのですが、エア関係はホンマに丸っきり径が合ってないので、今回はメーカーさんにその部分の改善要求を出しました。



オイルクーラーホースなど、水関係のホースは全く問題ないのですがね。

サージが外れている時のチャンスの一つに、燃料ホース系があります。

手元が広くなってる内に、エンジンルーム内は全交換です。

経年劣化でホースがヒビ割れていて、あわや火災寸前の車両も時々見かけますので、

この辺りの年式で1度も交換してなければ問答無用で交換です。

デリバリーパイプに繋がる短めのホースもまた、取付にちょっと苦労します。

純正ですがこちらもホースが結構キツキツです。

ただ、こちらはコツを掴めば色んな意味で大丈夫です。



性能劣化や燃料漏れ予防に、インジェクター周りも新品にします。

無事解消しましたので、アイドル学習して納車です。

ありがとうございました。

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L512S アバRにVQ30

偽物!?もあるみたいですが、正真正銘、本物のVQ30。

この辺りの年式だと、経年劣化によりもれなく、、、

インテークホースが、

このように変形してますw

純正は既に廃盤。相談のうえ社外品にする事に。

そしてもちろん、ボルト折れ込みなんて標準装備。

運よく残っても、ネジ山傷んでるのも標準。

折れ込み処理とネジ山修正処理の方が時間使う事もザラですね。

無理して再使用せず新品がベターです。

この辺は問答無用で新品です。

持込みでブーストメーターもセット。
今では珍しくなった機械式。

こちらも持込でウルトラ・マルチメーター。
超なつかしい!

配線図や取説が無かったので、殆ど変わっていないだろうと思いつつも永井電子に問い合わせ。

この商品のデータは全て破棄していまっている!?との事で、配線図はもらえず。

現在の商品のものと変わりないとの事でしたが、配線本数は違うので不明線がありますw

まあ、大体は電源線、アース線、車速信号、エンジン回転数、で変わってないでしょう。


ついでに持込ラジエター交換も。

不良品や適合違いで段取りが狂った場合は責任負っていただきますが、
持込交換もそこそこお受けしています。

ご依頼、ありがとうございます☆

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SR20 AACバルブ

低速でクラッチを切った時にたまにエンストし、再始動性も時々悪い症状のS15シルビア。

イグニッション系、燃料系は全て新品にしてかなり改善されたものの、あと一歩という感じで
AACバルブも交換です。

この辺りのパーツは自分でも分解しやすい構造なので、昔はなるべくお金をかけずに直したいと言う気持ちから分解洗浄して終わりにする事が多かったですが、ここ近年は金額は張っても新品に交換する事の良さを感じてます。

洗浄しても変化がないならともかく、なまじマシに変化しようものならその部品は完調になったと勘違いしてしまって、本来しなくてもよい他の原因を探っての時間とお金を浪費しがちだからです。

分解して直す事に重きを於いているならともかく、新品なら白黒ハッキリつけやすいので色々な面で有意義かと思います。

今回は運よく入荷が早かったですが、欠品で半年待ちだったという話も聞いてますのでSRパーツも以前のようにはいかないのかもしれませんね。


で、肝心の結果の方は、、、


バッチリ解決です♪

今の車ではありえないシンプルなアイドル調整をして完了です☆

ありがとうございました

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987ケイマンの水漏れ修理(ウォーターポンプ)

ポルシェ・ケイマン(987)の水漏れ修理です。

ウォーターポンプからで、この頃の911(996)、ケイマン(987)、ボクスター(986)などで定番のトラブルのようですね。

クーラントの警告表示が出て、駐車場にも跡が残るぐらい漏れていたとの事で、任意保険のロードサービスを利用されて積載車で入庫。

(状況にもよりますが、事故やトラブルの場合は任意保険のロードサービスを活用されるのが費用的にも時間的にも得策になる事があります。保険でロードサービスが使える事をご存知ない方は、意外と多いです。保険の契約内容等を、もう一度読み直される事をオススメします)

さて、点検してみるとなかなか盛大に漏れています。

このカバーを外す時にいつもドキドキします(^^;



ホースの接続部から漏れているように見えますが、ポンプの軸周りから飛散して付いた跡です。

原因を特定するために見極めが大事になるポイントです。

ベルトのヒビ割れも発見したので、ついでに交換します(どうせ外しますから)


原因は予想どおり、ポンプのガタつき部からの漏れでした。

ポンプそのものは、比較的交換しやすいレイアウトだと思います。

が、

何せ冷却水量がハンパなく多い上にエアが抜けにくい構造なので、
エア抜き作業の方が圧倒的に時間がかかります(アクティといい勝負!?)


ポンプとサーモスタットも同時交換。

良く話し合った上で、今回はOEM品を選択されました。

どのぐらい持ってくれるでしょうか(^^;

LLCのエア抜きに約1日ですが、念の為2日間かけて行いました。


ブレーキパッド残量も警告表示も出ていたので点検。

ウェアセンサーが削れています。
残量警告の仕事をキッチリこなしてくれた訳ですね。

ダスト低減タイプのDIXCELのMを選択。

ローターも段付き摩耗があったため、同時交換。

新品ローターは安心感あります。

当然っちゃ当然ですが、ウェアセンサー取付穴があります。

フロントのウェアセンサーは左右で品番が違います。

比べてみると、微妙ですがハーネスの長さが違います。

これで当分安心して乗れますね。


ご依頼、ありがとうございました☆

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電スロの嫌な部分(C25セレナでエンスト、チェックランプ点灯) 

今や殆どの車両が電スロ化されていると思います。

メリットも多いと思いますが、今回は嫌な部分かと。

走行距離約11万kmのC25セレナでエンジンチェックランプ点灯でエンスト発生。

エンジンかけ直すとすぐにかかりアイドルも調子良い、

だがDレンジ又はRレンジに入れて、進もうとアクセルを踏むとエンスト。

実は、過去(約9万km時)にも同じ事があった車両なのですぐ原因は思い当たりまして、、、

診断機でエラーコード診てみると、やはり当たり☆


そう、スロットルです。

診断機的には、「スロットルセンサー系」と出ます。

本当にセンサーのトラブルなのか、それとも汚れが溜まったりで誤演算を起こしているのか。。。




センサー単品供給はなく、スロットルASSYで税抜94,700円。

以前はダメ元で洗浄してみて正常に戻りましたが約2万kmで同じ症状が再発したので、

今回は洗浄しても再発の可能性が高いかと。

新品はなかなか高額だけど、中古はかなりリスク高い。。。

相談の結果、、、

リビルト品

今回はリビルトを選択されました。

事例が多く需要が高いのか、リビルトも在庫ありで即日発送。

ただ、スロットルのリビルト品がどれほどのものかは、あまり感覚が掴めていません。


今回は幸い、クリープ状態ではエンストしなかったので、ノロノロでも安全地帯までどうにか自力移動が出来たそうですが、

クリープでエンストしてしまうと非常に厳しいですね。

この症状の場合、ワイヤー式のスロットルならアクセルさえ少し踏んでエンストせずに自走可能でしょうが、アクセル操作と必ずしも連動しない電スロならではですね。

ある程度距離を走っている場合は、予防で交換しても良いかもしれませんね。

ご依頼、ありがとうございました☆

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S211Pハイゼット ブレーキブースターの不調

中古車の注文販売で買っていただいたハイゼットジャンボ(S211P)のブレーキ不調です。

平成24年式で距離もそんなに出ていませんが、、、

ブレーキペダル操作が軽い時と重い時とがあります。

重い時は走るのはかなり危険な状態です。

キャリパー、ホイールシリンダー、マスターシリンダーの不良ではなく、
いかにもブースターが作動してない感じです。

バキュームホースを抜き差しした後は軽く好調で、工場内の移動レベルなら軽いままだったりしますが、公道でしばらく走ったりエンジンをかけ直すと重くなりダメです。

ブースターが完全にダメになっているのであれば重いままのはずですが、軽い時もあるのがクセモノです。

同業者さんやディーラーさんに聞いても同様の事例は経験ないとの事でしたが、ググってみると似たような症状でブースターを新品交換した事例が出てました。
(しかし、その事例では完全に直りきらなかったようです。)

新品ブースターは約30,000円(税抜)


良品中古でもあればテストしてみて原因をハッキリさせてから新品発注したいとこですが、
ABS付きで手持ちも無くタマ数も少ないみたいで中古品見つかりませんでした。


そして、S211系のブースター交換はダッシュを外してからブースターを取り外すまで結構面倒な構造なので出来るだけ1回の作業で解決したい。

届いた部品が不良であったにも関わらず良品だと思い込んでの迷宮入りは、時間も労力も金銭もかなりの無駄になるので、一番ローリスクな新品を発注しました。

結果、症状はしっかり改善され常に好調になりました♪
良かった♪

念の為、エンジンまでの負圧配管やホースも点検し、バキュームホースも交換。

似た事例で悩んでいる方は参考にしてみてください。

そして、

業者オークションを通じての購入でしたが、荷台が予想以上に汚いwww
(そこそこ深い傷もあり)

今時、荷台マットを敷かず使う方の方が珍しいかとw

鳥居の辺りも傷まみれですw

塗装でキレイに♪

ソリッドのホワイトかと思ってたらパールホワイトで塗装代ちょっと高いw

床面は傷が深い部分もありましたが、これから荷台マットを敷いて使うのでそこそこ費用のかかる傷取り&下地処理までは行わなくて良いとの意向で、簡易的な処理。

荷台マット5mm厚を敷いて完成です♪

マットは3mm厚ではなく5mm厚がオススメです。

たった2mmの違いですが、何年か使用後の状態を見てきた限りではその差は歴然です。(もちろん荷台の使い方にもよりますが)

怪しいメーカーのものは5mmでも失敗したとの声も聞くので、純正又は社外でも定評のあるものが良いかと思います。

以上、ご依頼ありがとうございました☆

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KFエンジンのオイル漏れ修理、ついでにコレも

L385の車検時に、ユーザーさんからエンジンオイル漏れしている事を聞いておりまして、

点検して見ると、、、

見事なオイル漏れ

漏れてる箇所をよく観察してみると、ヘッドカバーパッキン付近でもクランクシール付近でもなく、

画像じゃ判りづらいですが、、、

ヘッドガスケット付近からの漏れですね。

この症状は特に初期モデルのKFで同様事例が多かったのでメーカー保証延長(新車登録時から9年)になっているのですが、

今回の車両は残念ながら10年以上経過で対象外なので有償修理です。

ヘッド外す作業って付帯部品もそこそこ外しますので、
新品エンジンならともかく、10年10万km以上の車両でヘッドガスケットのみ交換して終わりなんてのはかなりのハイリスクなので、

ユーザーさんと相談して必要に応じてO/Hする事に。

まずはサクッとエンジン降ろして、

かなり漏れてますね。
おお、ほぼ予想通りのピストンヘッド

個人的にこの状態からピストン外さずに戻すなんて非常に勿体ないと思いますし、この先オイル消費しだして燃費も悪くなっていくのが予想出来る感じの状態なので外す事に。

ほうら、やっぱり♪

特にオイルリングがガッチガチに固着してました。

大元の原因はピストンのオイル穴が小さい事で油路が詰まりやすい事だと思ってますが、
オイル交換のサイクル、又は使用オイルによってかなり左右されると考えてます。

まさに、これからオイル消費量多くなってくる状態ですね。


まあ、とにかく作業の大半の時間は洗浄ですよね。

キレイに洗浄しないと部品の測定や良否の判定が出来ませんし、汚れたまま組むのは気持ち悪いしで洗浄するんですけれども、

さっと終わるものもあれば、めちゃくちゃ時間のかかるものもあります。

オイルリングは殆どが外す時にあっさり折れてしまう感じで脆くなってます。
シリンダは軽くホーニング
オイルポンプ周り
部品を選定して組み付け。
ヘッドも




バルブのステムシールも交換
チェーンは限度値内だけど少し延びてるので交換。
後でまたやるの面倒ですしねw
水回りのホースももれなく膨らんで再使用はリスク高。


タービン周りのガスケットも一新♪
ウォーポン、プーリーも。
忘れちゃいけない、CVTのインプットシールも交換。
交換せず組んでから漏れたらショックな部分ですね(KF搭載車はまだマシですがw)

ヒーターホースも、結構ぶよんぶよんになってて密着性低下してるんですよ♪

事実上、ほぼO/H的な内容になってゆきますが、

結局その方が色んな意味でお得になるケースが多いと感じます。


組んで、テストして、車検更新して、

ご依頼、ありがとうございます♪








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完全に千切れている個体をよく見かけるカプチーノ

のデフマウントの交換と機械式LSDの組み付けです。

今回のも完全に千切れていて、スロットルをON-OFFした時のデフの動きが凄く多い状態でした。
古いマウントを抜いて
軽くブラスト処理
デフケースも、
軽くブラスト処理
前側のマウント交換は自作のカプチ・デフマウント専用SSTで。
持ち込みされたモンスターのマウント
軽く塩害防止塗装をしてマウント組み込み
LSDはCUSCO製をお持ち込み
各ボルトやベアリング、オイルシールも新品交換してバックラッシュと歯当たりの点検&調整
OKだったので組み込み。ココだけやたらキレイになりました(^^;
忘れがちなブリーザーホース&キャップも交換。

ホースは大概ヒビ割れてます。
たったこれだけの長さのホースですが、長尺で届きます。


後は試運転をしてOKなら完了です♪

ご依頼、ありがとうございます☆

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