L700SにJBスワップ等の改造通知書

今週もまとめて出来上がりです。

改造公認を取得する為の書類のご依頼もよくいただいております。
「改造車を購入したれど公認取得されてなかった」とか、「自分で改造したけれども公認取得は任せたい」といった方からのご依頼が多いです。

この書類があれば、ご自身で最寄りの検査場へ出向いての公認取得が容易になります。(改造箇所はもちろん、その他も保安基準に適合している事は大前提ですが)

似たような改造でも、ベース車の年式や仕様により必要な資料も変わる事がよくありますので、お時間かかる場合や画像撮影や寸法測定などご協力をお願いする事もございますが、ご相談いただければ可能な事は対応させていただきます。

ご依頼、ありがとうございます。

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ワンオーナーのブーンX4入荷しました☆

8万km台です。

RAYS TE37 15インチ(純正ホイールもあり)

言わずと知れたハイパワーユニット「KJ-VET」とクロスミッション(フロント機械式LSDを標準装備)のラリーベース車です。

X4の事を知らずに乗った方は、見た目と加速の速さとのギャップに大抵ビックリされます(笑)

ハイグレードパッケージなので、パワーウインドウと集中ドアロックも標準装備。

RECAROシート付き(純正シートもあり)

新車からの整備記録もほぼ全てあります。中古車の場合、程度ももちろん気になるところですが、整備履歴が明らかというのは大きなポイントです。リフレッシュ的に全部やり直すならあまり関係ないかもしれませんが、そうではない場合は記録があると、修理やメンテ時に方針を決めやすく大いに助かります。

走行一桁台の無事故車、しかもワンオーナー車となるとカーセンサー等では本体価格のみで150万円とかしてそうですが、ユーザー様から直に買取させていただきましたので販売価格は一般的な相場よりかなりお得です。メール(provile@gmail.com)にてお問い合わせください。

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L880K MT化公認

千葉から遠路遥々お越しいただきました。
長年の念願叶ってのMT化との事です(^^

今回、MT化部品はユーザー様の持込です。中古で一式入手されたとの事で、ミッションは分解点検して必要があれば整備推奨して欲しいとのご依頼。

スリーブは問題なかったものの、念の為に交換しておきたいとのご意向。しかしこのスリーブ一体のフロントカバー、大体は自社在庫してるのですが注文が続き4月頃に在庫切れしてました。

その時にすぐ発注してるのですが、「旧車につき従来のような納期では生産出来ない」旨の連絡が来てまして、納期8月頃との連絡。その後更に「納期が延びて10月頃になる」旨の連絡が(^^;

相談の結果、持ち込まれたものをなるべく持つようにゴニョゴニョして使用する事に。

内部は洗浄して点検してみますと、比較的状態は良いミッションでした。

ご希望で、シール類全部とベアリング、ガタつきの出やすいセレクターシャフトは交換。他もやると新品ミッションの方が圧倒的におススメになるのでこの辺りで打ち止め(笑)

クラッチディスク、カバー、レリーズB/G、ワイヤーは新品を強くおススメして発注。何度も書いてるかもしれませんが、L880純正のクラッチディスク&カバーは優秀です。

MT用のエンドプレートは付属していなかったので新品発注。

追加のご依頼でエンジンハーネスも新品に。このエンジンハーネス交換、年数経ってる車両には効果絶大です。アーシングとかヘタに何か付けるぐらいならハーネス新品が間違いないです。今回はイグニッションコイルやスパークプラグなどは交換していませんが、トルクアップした感じ(正確には、徐々に落ちた性能が戻ったという事でしょう)がして、納車後に感動の連絡をいただきました。

ちなみに、LA-L880Kのエンジンハーネスは廃盤になったはずです。880も廃盤パーツが増えつつありますので、いずれと思ってる部品は早めの調達がおススメですよ☆

もちろん、いつもどおり通知書の作成から公認車検までお任せいただき納車です。

ご依頼、ありがとうございます☆

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JB-JL オーバーホール

初めて乗ったJBエンジン車はL502Sで、その吹け上がり方や加速の仕方、音に感動したのを思い出します。そんなJB-JLのオーバーホールのご依頼です。

ただ、もう30年が経過しているので色々あります。

うむむむ、汚れのこびりつき方から「スムーズにいかんぞコレは」という雰囲気。ミッションの構造なんかも独特で、L700系以降に比べるとエンジンミッションの脱着はとても面倒に感じます(^^;

当然ヒーターホースも硬化してガッチガチなので、ヒーターコア損傷予防で切断取外し。ちなみにヒーターホース廃盤です。

メンバー固定ボルト

エンジンマウント固定ボルト、見事に折損w

袋状のメンバー内部に溶接留めしてあるナットも当然の如く剥がれて切開。

ネジ山もほぼ全て修正。

全てのボルトナットがそのまま再使用する気になれない状態なので、

最低でも掃除、または交換。

サーモも熟成w

各ホース接続口もそのままではダメな状態。全ての工程に、そうでない場合の何倍もの時間を要するので、依頼者様にも時間と費用の覚悟が必要です。

この辺りもヤレてる感。ちなみにインマニガスケットも廃盤でJB-DETとも互換性ありません。

ブロック上面も荒れてますw

膝擦りむいてましたw

洗浄後に色々計測してから内燃機屋さんに加工出し。

その間に必要部品発注。便利なガスケットキット(エンジン周りのガスケット一式セット)は廃盤なので個別に発注。この辺もJB-DETに比べて地味に時間とお金のかかるポイントw

加工から帰ってきたので洗浄して組み立て開始。

クリアランスも出来るだけ希望値に近づけ、腰下組立。

オイルジェットも全交換。2個ヘタってました。

ピストン、タイミングチェーン、チェーンガイドの片方も廃盤になってたので流用。
圧縮比は少し変わります。

ヘッドも。面出しされた金属を見るのは気持ちいいです。

バルブ擦り合わせ。

バルブクリアランス調整。インナー式はこれが面倒。。。

ナメやすいカムキャップボルトも問答無用で全交換。長年動いてないエンジンだとネジ山が錆で固着してたりして、あっさりナメてしまいますw

割愛しますがミッション内の部品も廃盤だらけです。もし壊れると新品純正部品での修理は絶望的です(^^;

クラッチ関係も一式交換。JB用純正はかなり優秀で好きです。

オルタもついでに交換。後でトラブった時に作業が面倒な部分はついでがオススメ。
安心感が増え、後悔が少なくなります。

バキュームホース、フューエルホースなども廃盤なので流用。

完成図を撮り忘れていましたが、無事完成♪ ついでに車検受やキーレスと集中ロックの取付などのご依頼も終えて無事納車♪

よく、オーバーホールの費用のお問合せをいただく事がありますが、特に年数が経っている場合は前述のようにボルトナットが損傷していたり廃盤部品で出ているケースが多く、そうで無い場合に比べて何倍もの時間と手間を要します。ですので、進めながら必要なものを手配したり加工など行なっていく感じで費用は都度変わり、事前見積もりが出来ません。(^^;

もしまた同様の依頼があった場合、正直言いますとあまりお受けしたくないですが、時間と金額の覚悟を決めていただけるなら要相談というところでしょうか(^^;

ご依頼、ありがとうございます。


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7/7(月)は臨時休業です。

よろしくお願いいたします。

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歴史的と言っても良いのでは!?

KF縦置きFRコペン(LA400K)の公認取得です。

車両はメディアにも登場しているKFエンジン縦置きFRの「フライングVISONコペン」です。一部メディア等では既に「公認取得している」みたいに出てましたが、実際は違います。(あるあるですね(^^;)

久々のエンジン縦置きFRコペンの公認取得ですが、プロバイルが初めてエンジン縦置きのFRコペンを製作して公認取得したのは2009年なので、もう16年も昔の話。。。

2010年の東京オートサロン

「前進1速、後退5速」になったり、ハンドル操作とタイヤの向きが逆になったりw

今思えばかなり雑な作りですし、「イジってる感出さない為の純正流用」とか言えば聞こえは良さそうですが、資金的余裕が全く無いので「なるべく部品取車の純正部品を使う」しか選択肢がなかったのです(^^; でも、その当時出来る事は行いましたし、縦置きと横置きの違いも含めダイハツ後輪駆動の基礎が学べました。

今回の車は「も。ファクさん」製作開始ぐらいから色々訊かれる事もありましたので、アドバイスという程偉そうなつもりはありませんが、「こうしたら良いのでは!?」的な感じでナンヤカンヤと連絡取り合いつつ、

進捗に合わせて公認取得の準備も進めてました。

そんな縦置きFRコペン、今回はLA400。ただでさえ改造箇所が多い上に高年式だと適用される基準や検討項目も多い為、軽協さんも即答出来ない箇所があり、長期戦を覚悟(^^;

協議を進めながら車両や書類の修正を何度も行う事約3~4カ月。6月末にようやく決裁をいただきました♪

軽協の方も仕事とはいえ、かなり面倒と思われる案件に対応していただき感謝です。(姫路支所に配属されたばっかりに、プロバイル案件を持ち込まれてしまうという幸運!?(^^;)

FR化以外の部分で少しありましたが、、、

晴れて公認車となりました♪

サラっと書いてますが、けっこう歴史的な事だと思ってます☆


ありがとうございます☆



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991.1 GT3 E/Gチェックランプ点灯修理

チェックランプ点灯はドキっとしますよね(汗)
さっそく診断機で状態確認。

O2センサー、またはキャタライザーが怪しい感じの数値の出方
(キャタだと約80万円×2と非常に高額です。。。)

確証を得る為、配線を作りテスト。

リア周りに熱源が集中している影響もあるのか、固着レベルめちゃくちゃ高いです。
慎重に少しづつ、根気と体力が要りますね(^^;

キャタ側のネジ山修正。これも根気と体力要ります。。。

片側に2個ついてるので、またしても根気と体力(汗)

キャタライザーをじっくり観察していると、新しい発見がありました♪
今後、もし同様の症状が出た時の参考になりそうです。

O2センサーは純正新品。

故障コードも消去して色々なシチュエーションで試運転。
運転操作の仕方(モード選択も含めて)、使用回転数や走行シーン、燃料の入れ替わる頻度によっても、この辺りのトラブルの頻度は変わるのではなかと思います。

データも正常に戻ったので無事納車です。

ご依頼、ありがとうございます☆

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R35 GT-R オイル交換

言わずと知れたVR38DETT。
めっちゃパワフルなエンジンを積んだ車ですね。

アンダーカバー固定ボルトやクリップはそれなりに多いですが、

セミドライサンプなので交換作業は一般的なウェットとほぼ同じ。個人的には、日常的に使用する前提の高性能スポーツ系車にはセミドライが合ってると思ってます(^^;

ドライ、ウェット、セミドライ、それぞれ向いてるシーンやターゲットとしているユーザー層が違うといった感じで捉えています。

また、レベルゲージがあるおかげで作業のしやすさ(早さ)は一般的なウェットサンプ車と同等で、作業者にはとてもありがたいです。(^^;

エンジンや車の構造からするとメーカー指定のオイル粘度には疑問符がつきますので、違う粘度にしています。それが正解なのかどうかは分かりませんが(^^;

ご依頼、ありがとうございます☆

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ポルシェ 981,991 コーディング

とりあえず、一番需要の多いアイドリングストップと内気循環モードのラストメモリー化は成功♪

安易に手出しするとホンマに大変な事になる内容や組み合わせもあるって散々聞いてるので、先ずは試験可能な車両で(^^;

コーディング可能なショップさんだけじゃなく、スマートキー関連やリコールでも最寄りのディーラーさんまで片道1時間程度はかかる地方住みにとっては大幅な効率アップ♪

ディーラーさんだけじゃなくて予約制はもはや当たり前だし、そもそも予約すらなかなか取れない事も珍しくないので、もう診てくれるだけでありがたい時代ってのをヒシヒシと感じてます。

そんな中、自分の所で出来るって自由度の高さは嬉しいですね。

ご依頼、ありがとうございます。

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ミラココアMT化、公認取得

ミッションを始め、ほぼ全ての使用部品を新品でのMT化ご依頼です。

新品部品ってボルト1本単位で個包装なので、開封するだけでも実は結構時間かかります(^^;

でもやっぱり新品は良いですね♪  後々の事を考えてもメリット多いです。

ちなみに、新車から一度も取り外しされていなかったであろうエンジンメンバーの固定ボルト穴には水がたっぷり溜まっていて、

画像の通りの状態でした。
MT化の機会でもなければ、おそらくそのままだったと思いますので、錆が固着に発展してボルトが折れ込んだりと、面倒な事になる所でした(^^;

ブレーキペダルも加工。

もちろん、公認取得もさせていただきました。

ご依頼、ありがとうございます☆



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