オイルリングレールのオイル穴詰まり、ケミカルや超音波でも溶けずドリルで削ってもなかなか貫通しない程にガチガチに固っている場合もちょくちょく見かけますね。
クランクにスムーズにオイルを戻したり、オイル通過によるピストン冷却など、結構重要な役割を持っていると思います。
それにしても、今回のはドリルでもなかなか貫通せずに強敵でした(^^;
知らない事だらけです。。。
L275のロアアーム交換ついでにご依頼のメニュー。
275系のエンジンメンバー固定ボルトをコレにすると。。。
おお、なるほど♪
ユーザー様から教えていただいた情報、ネットの情報。
「プロの方でもそのような情報を見るのですか?」
と尋ねられました。
ふた昔前ぐらいまでとは違い、今は結構有益な情報も多いかと思います。
と言いますか、ウチは好きな車ならメーカー問わず結構色々な車をやるので、自分の車だけに集中して追求できるユーザーさんの方が深い事をご存じだったりします。
その場合は素直に教えてもらったりしてます。
やった事のない事をご依頼される場合は、部品だけじゃなく情報も一緒に持込みをお願いする事もあります。
今回は、ロアB/Jブーツもブリブリに破れていて、どうせなのでブッシュも新しくなるロアアームASSY交換に。
そのついでに例のボルトに変更という訳ですね。
また、ドアスタビライザー(TRD汎用品)の取付のご依頼も。
装着して乗ってみると、、、
ふむふむ、なるほど♪
まだまだ知らない事だらけです。
偶然
来た〜!!!!
やっとこさ、エンジンが入荷しました〜♪
けど、これ去年の秋にオーダー入れてた分で、それから立て続けに数基オーダー入れてて、それらが届かないとご依頼分に取り掛かれないんですよね。。。
残りの分もまだまだかかりそうな予感。。。
BNR34 GT-R タイベル交換、他
タイベル交換、他色々とご依頼いただきました。
クランクシールも交換するのでスプロケ取外し。
34も最終型でも20年以上経過していますし、RB系定番の固着です。
磨いてから、対策とまではいかないレベルですが、簡単な処置をして組み付けます。
エンジンフロントカバーの固定ボルト(3本)が1本は折れ込んでて付いて無くて、もう1本はネジ山カジりまくてって、あっさり折れました。。。
無事だったのは1本だけ。
オーナー様に確認すると、過去にタイベル交換歴有り(カムプーリーも調整式に変わってるし)との事でしたので、その時の作業者は絶対分かってたはずです。。。
折れ込んだのは、オイルポンプ(アルミ)のボルト穴。
位置的に、車載だと斜めに折れ込んだボルトの真っ芯にドリルで穴を開けるのはなかなか骨の折れる作業なのと、そこまで精度や熱影響的な事を考える必要がない部位という事もあり、作業時間と精度とのバランスが良い(と思ってる)リコイルにします。
クランクプーリーは予防整備で交換。
ヘリテージでNISMOから出してくれてます。
こないだBNR32用のもオーダーしましたが、32用の方が高いです。
32はP/Sポンプもベルトも違いますしね。
ヘリテージパーツはほぼレスのない商品ですので商売的にはアレですが、30年経って部品が出る国産車ってだけで凄い事かと思いますw
これも予防整備で交換のクランク角センサー。
今や14万円(税別)w
クラセンのダストカバーなんぞも、カチカチに硬化してますので交換です。
そして、オーナー様持込でブリタン(ブリーザータンク)キットも取付。
この絶妙の大きさと取付高さ。
エアが抜けにくいバランスチューブから、常にエアが抜けてくるって構造は好きです♪
ついでにフューエルフィルターと周辺ホースの交換や、
アテーサE-TSのフルード交換。
今回は純正指定(1L缶で3000円強)
3ヶ所あるニップルからフルード交換しますが、フルード注入はこのようなジョウゴが便利です。
ブレーキフルードの交換に加え、クラッチフルードも交換。
忌まわしき純正U字配管付き車なので、U配管全体とレリーズを車体から仮取外しして角度を付けてからエア抜きします。
ココのエア抜きにハマった方にしか理解できない苦労かと思いますw
あのU字配管、害しかないと思ってます(^^;
ご依頼、ありがとうございます。
来た〜!!
新品ミッション来ました。
オーダーしてから3ヶ月。
長かった。。。
しかし、本当に早く届いて欲しいミッションはこれじゃないんです。
同じ時期にコレより早くオーダーした、ミライースのMT化用の新品ミッション。
そっちのが早く届いてくれないと進まないのです。。。
まいったな、、、
昨年ぐらいからか、発注時に「納期未定」と言われている新品JBエンジン。
昨年秋ごろに発注した分もまだ入荷してなくて、「生産調整中」との回答。。。
その間にもバックオーダーをいただき続け随時発注しているのですが、
これほど待つ事は初めてです。。。
そして何と、エンジンだけじゃなく新品ミッションまで「納期未定」。。。
どちらも、ある程度ストックしてたのですが追いつかず。。。
まいったな。。。(^^;
RB26の燃焼室内を内視鏡カメラで撮影
昔のデモカーにもスワップしていたRB26。
音もルックスも好きなエンジンの一つです。
今日も26復活のご依頼で、分解前に内視鏡カメラで撮影してみました。
それにしても、特にノーマルに近いGT-Rだと降ろすのにとっても手間な構造です(^^;
シルビアとかFR仕様にしてあると、かなりラクですが(^^;
あらゆるものを取っ払ってシンプルにしたくなります。
26オーナーの皆さん、整備性を良くして作業者をラクにする為にシングルタービンにしてくださいw
L710にK3-VE2積んでFR化
良いバランスなんですよ、この仕様♪
ただ、ほとんどのドナーエンジンはくたびれていて汚れも凄いので、洗浄から時間がかかるようになりました(^^;
使うミッションにもよりますが、710の場合スピードメーターがワイヤー式が多いので、メーターをどうするかでミッションやファイナルギアにも少し細工必要です。
今回、リアデフは機械式のオーダー。
この辺りの機械式はそんなに強い効きではありません。デフサイズがそもそも小さくで作るのが難しいのです。。。
デフロックと一長一短、目的に合わせてってとこでしょうか。
VE2はNAなのでVETに比べて格段に整備性が良いというメリットもあります♪
整備性の良さは、長く維持しやすい要素の一つです。
もちろん、これから公認取得です。
ご依頼、ありがとうございます。
ポルシェ981ケイマンのヘッドライトクラック除去&プロテクションフィルム施工
コーティング層が異常に分厚い事で有名なポルシェのヘッドライト。
と言っても、ヘッドライトにそんなに詳しい知識がある訳じゃないので200%受け売りですが(^^;
日本車との構造の違いや気候の違い(寒暖差差による収縮の頻度)、保管環境によっては年式が新しくてもクラックが入ってしまう事があるそうで、構造に違いや理由を知らないと新車時にプロテクションフィルムを貼るのあまり意味がないのだとか。。。
まあ、専門的な話は専門家にお任せするとして、ヘッドライトは車の印象を大きく左右する部分ですので、ここが黄ばんだりクラックが入っていると、古く見えたりボロく見えたりしてしまいまよね。今回の981ケイマンもそうでした。
比較的年式の新しいケイマンで黄ばんではいませんが、微細なクラックが無数に入っています。
880コペンなどもライトの劣化が目立つ年数になってきましたが、ハロゲン仕様で良ければ片側3万円ぐらいなので新品に交換される方も多いですが、ポルシェクラスになるとやはり桁が違ってきますし、新品にしたとしても思ったより早い段階でまたクラックが入ってしまう事を考慮すると、リペアの需要は多いのは納得です。
リペアは色んな方がされていますが、正しい情報知識と技術がないとリペア後すぐに元通りになってしまう事もあるらしく、その見極めも悩ましい要素ですよね。
上部の方は一部ハゲてしまってる感じです。
施工後は、、、
めちゃくちゃキレイになりました♪
プロテクションフィルム施工により、飛び石キズなどから守れますし、紫外線による劣化も遅らせる事が出来るとの事です。フィルムへの多少のダメージはぬるま湯で平滑化するとの事で、安心感ありますね。
保管状況にもよると思いますが、3~5年はこの状態を維持してくれるとの事で期待してしまいます。