年始はKFエンジンのオーバーホールからです。
ヘッドを点検する為に、先ずは洗浄。
やったことのある方は良くご理解いただけると思いますが、洗浄の中でもヘッドのポートやバルブにこびりついたカーボン落としが一番大変です。
ドライアイス洗浄だとだいぶラクになりそうですねぇ(^^;
余談ですが、最近は「〇〇のエンジンのオーバーホール費用はいくらですか?」といった感じのお問い合わせが増えています。
オーバーホールの言葉の意味を見てみましょう。
「機械製品を部品単位まで分解して清掃・再組み立てを行い、新品時の性能状態に戻す作業のこと」※wikipedia引用
wikipediaではそう書いてありますね。
ここで、エンジン本体の場合で費用は無視して言葉んも意味を少し考えてみましょう。
新品時の性能というと、ハッキリ言ってしまえば全て新品で組み直せば良いです。ただし組み手により性能差が出ますから、メーカーで組み立てられた「エンジンパーシャルASSY」にすれば性能差も出にくく手っ取り早いです。(それはもうオーバーホールと呼ぶのかどうか怪しくなってきますが(^^; )
しかし、もう新品部品が入手出来ないエンジンも多いですから、実際は再使用出来るのもはして、出来ないものは交換する感じですので、「なるべく元の性能に近づける」という曖昧な意味というか表現になるのではないかと思います。
そして実際に部品が再使用出来るか出来ないかの判断ですが、判断するまでの工程が殆どの時間と労力を使います。
各部を分解するだけじゃダメで、オイルやカーボンや錆などがこびりついた部品を隅々まで洗浄して、やっと点検や測定が可能になります。そこから再使用の判断や交換部品の選定(ピストン、メタル、シムなどそれぞれサイズ選定が必要なものは、仮組→測定→狙った数値にならなければ再度分解→サイズ変えて組付け→測定→、、、と、狙った数値になるまで何度繰り返し。修正や加工も必要になる事もあり、ここで膨大な時間と手間がかかるのかは、ホント運次第です(^^;
以上の事から、オーバーホールで交換する部品や作業内容の定義は出来ないのです。
ですから、このお問い合わせには簡単にお答え出来ないのです。
したとしても、超超大ざっぱな事しかお答え出来ませんので、あしからず。。。(^^;
なにはともあれ、今年もよろしくお願いいたします☆
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