FC3S RX-7 クラッチ、他、色々

クラッチペダルを踏んだら凄まじい異音。

予想通りレリーズからでした。
ガッタガタ(^^;

メンテ歴不明なので、フォーク、ピボット、インプットのオイルシールなど一式新品にしといた方が良いので一式新品に。ただ、フロントカバーは廃盤でした。

ディスクにダンパーが付いてるツインプレートという事で、OS技研のR2CDをセレクトされました。

組んだら見えなくなりますが、カッコいいです。。。

レバー根元のブーツも破れていてオイルが漏れ、、、

遮熱カバーもオイル汚れでドロドロです。。。

各部を洗浄し、

レバー周りも一式新品♪
マスター&レリーズシリンダーもASSYで新品に。

めっちゃくちゃ操作しやすくなりましたし、オイル漏れも当分の間心配ないでしょう。
この辺りはケチらない方が良いですね。(^^;

ご依頼、ありがとうございました☆

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KF-VE エンジンメンテナンス

オイル消費など懸念要素が増えてきたエンジンのメンテナンスご依頼です。
今回はご相談の結果、腰下は新品、腰上はO/Hの組み合わせで行う事に。

オイル消費量が増えているだけあって、ピストンヘッドはいかにもな状態でした。

ピストン冷却対策用のオイルジェット付きです。

ヘッドは洗浄後に各部測定。

オイルストーンで軽く面研し、バルブ擦り合わせや、

シム調整などを行います。
リフターは一部入れ替え要でした。

ヘッドボルトやタイミングチェーン、ガイドなどは新品交換して組み付け。

ご依頼、ありがとうございました☆

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L700SにJB公認

本日も公認取得させていただきました。

今回は制作された車両をお持込みされて「書類の作成と検査受け」のご依頼です。

書類作成のみでも承っております。

ご依頼、ありがとうございます☆

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今年もよろしくお願いいたします☆

年始はKFエンジンのオーバーホールからです。

ヘッドを点検する為に、先ずは洗浄。
やったことのある方は良くご理解いただけると思いますが、洗浄の中でもヘッドのポートやバルブにこびりついたカーボン落としが一番大変です。

ドライアイス洗浄だとだいぶラクになりそうですねぇ(^^;

余談ですが、最近は「〇〇のエンジンのオーバーホール費用はいくらですか?」といった感じのお問い合わせが増えています。

オーバーホールの言葉の意味を見てみましょう。

「機械製品を部品単位まで分解して清掃・再組み立てを行い、新品時の性能状態に戻す作業のこと」※wikipedia引用

wikipediaではそう書いてありますね。
ここで、エンジン本体の場合で費用は無視して言葉んも意味を少し考えてみましょう。

新品時の性能というと、ハッキリ言ってしまえば全て新品で組み直せば良いです。ただし組み手により性能差が出ますから、メーカーで組み立てられた「エンジンパーシャルASSY」にすれば性能差も出にくく手っ取り早いです。(それはもうオーバーホールと呼ぶのかどうか怪しくなってきますが(^^; )

しかし、もう新品部品が入手出来ないエンジンも多いですから、実際は再使用出来るのもはして、出来ないものは交換する感じですので、「なるべく元の性能に近づける」という曖昧な意味というか表現になるのではないかと思います。

そして実際に部品が再使用出来るか出来ないかの判断ですが、判断するまでの工程が殆どの時間と労力を使います。

各部を分解するだけじゃダメで、オイルやカーボンや錆などがこびりついた部品を隅々まで洗浄して、やっと点検や測定が可能になります。そこから再使用の判断や交換部品の選定(ピストン、メタル、シムなどそれぞれサイズ選定が必要なものは、仮組→測定→狙った数値にならなければ再度分解→サイズ変えて組付け→測定→、、、と、狙った数値になるまで何度繰り返し。修正や加工も必要になる事もあり、ここで膨大な時間と手間がかかるのかは、ホント運次第です(^^;

以上の事から、オーバーホールで交換する部品や作業内容の定義は出来ないのです。

ですから、このお問い合わせには簡単にお答え出来ないのです。
したとしても、超超大ざっぱな事しかお答え出来ませんので、あしからず。。。(^^;

なにはともあれ、今年もよろしくお願いいたします☆

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本年も本当にありがとうございました。

今年も様々なご依頼をいただき本当にありがとうございました。プロバイルは元々の母体が整備工場としてやってきましたので、車検、整備、修理、新車や中古車販売などは今でも主業務ではあります。ですが、自身が「楽しい」とか「カッコいい」とか思う車に乗りたいので、改造車の制作や公認取得、パーツの販売などを行い現在に至ります。

10年以上に渡り、チューニングカーはシルビア、スカイライン、マークⅡやスープラなど中心で触っていました。その時に後輪駆動車の事やエンジンスワップの事、また公認取得の基礎などを学び、2009年にエンジン縦置きのFRコペン&4WDコペンを世界で初めて制作してからは自然とダイハツ車を中心とした車作りに変化してきました。

そして、そのデモカーの全てを「車検の時だけの名ばかり公認ではなく、そのままで安心して継続車検可能な正真正銘本物の公認車」として制作してきました。

雑誌に載せていただいたデモカーも、ナンバー付き車の場合はハミタイや地上高は当然、フロントガラスに貼っているステッカーさえも合法の範囲内にしてきました。他のショップさんのような派手さや流行りを羨ましく思う時もありましたが、全ての作業を合法的に請け負える認証工場であり、全てのデモカーを本物の公認車としてきた意地を張っているだけかもしれません。。。

世界初のエンジン縦置きFRコペン。バック5速になったりステアリングが左右逆に切れたり、色々勉強になりました。

LA400Kの4WD化も世界初でさせていただきました☆ 4WDはエクスプレイのハイリフトが一番似合います♪

ミラトコット登場時にはアバンツァートのイメージを重ねこれまた誰よりも早くMT化とターボ化。ミライースのMT化もいち早く成功☆

最近のダイハツさんの「ミライースGR SPORTコンセプト(ターボ+MT化)」はめちゃカッコイイですが、中身(MT化+ターボ)なんぞ何年も前からやってて、ユーザーさんが待ち望んでる車はコレ!!遅いよ!!」と言いたくなる気持ちも嘘ではありません(^^;
お互いに協力関係にある方がユーザーさんにメリットになるのは言うまでもないですので、ダイハツさん是非コラボで色々やりましょう♪

今年はキャストスポーツのMT化も。遠く青森から信用してご依頼いただき、ありがとうございました☆

ミラトコットMT化と、

ミライースのMT化はもはや定番に☆

挙げればキリはないですが、今年お気に入りの1台であるL152S。
新品ミッションでMT化、内外装や足回りもキレイにされてキマってます♪

今年はHARD CARGO様のデモカーも触らせていただきました。初めて味わう乗り味で、街乗りだけでもめちゃくちゃ楽しい♪

フォンフォンのドライバーであり、仲良くさせていただいているレーシングドライバーの大野尊久様の愛車でもあったGRヤリスも当社ユーザー様に紹介販売させていただきました。サービスマニュアルや点検方法一つ取っても、最新の車から学ぶ事も驚きの連続で知見を拡めてくれます。

ダイハツFRには多くの方のご協力があります。

中でも、2009年に縦置きFRコペンを作って以来の付き合いである左武さんのご協力はただならぬものがあります。

今では一緒に走ってくれるFRコペン仲間も増え、その楽しさは言い表せません♪

ダイハツFRもかなりの台数になってきましたので、走行会でも集団で見かける機会があり感謝感激です♪

そして今年は、ランボルギーニ、フェラーリ、ポルシェ、NSXなどといった車に触れさせていただく頻度も一気に増えました。乗ってみて、触ってみて、一緒にツーリングに行ってみて初めて理解出来る事も多く、ものすごい勢いで知見を拡げていただいてます。間違いなく今後のダイハツ改造車作りにも良い影響を与えますね♪

ちなみに、360モデナのオーナー様が困っているヘッドライト光軸調整のパーツや、腰に負担をかけるムルシエラゴのオイル交換をラクにする工具など、オリジナルで作ったりもしました。

そんな中、2023年には「VISON COPEN」が話題になりましたよね!?発売されるならすぐに導入して色々試そうと2024年は予定していたのですが、どうにもまだ先の話になりそう。。。

そんな矢先に、また日本(いや世界)初、かつ時代にマッチした案件をいただきまして、誌面等の表には出ず身を潜めています。(割とマジメな話)

とまぁダラダラと書かせていただきましたが、これからも車を通じて楽しいと思える、また思っていただける事が出来れば良いなぁと思っております。
もちろん、全ての方を満足させるのは無理ですし、ミスをしてご迷惑をおかけする事もございますが、何卒来年もよろしくお願いいたします。

2024年もありがとうございました☆

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KFエンジンのリフレッシュ

ご相談、ご依頼が多くなってきました。

当然ですね。デビューから20年近く経ち、ダイハツの軽自動車エンジンはKF一択ですから増える一方です。デビュー当初はトラブルも色々ありましたがアップデートを繰り返し、バリエーションもかなり増えました。

一択なので「かつての3気筒のEFか4気筒のJBか」みたいな選択肢がないという意見も耳にしますが、数が多く出るので部品代が比較的安くできたり部品供給面でも安心だし、メーカーさんも改良&改善に集中しやすいはずです。特に、今の日本の経済状況では相互にかなり大きなメリットとなっているであろうと勝手に想像してしまいます。

ままま、そんな余談はさておき、今回も定番のオイル消費とトルク感の減少のご相談でリフレッシュさせていただきます。

スパークプラグの状態でもかなりオイル消費している様子が伺えましたが、案の定燃焼室にかなり入ってますね。リフレッシュ後が楽しみです。

ご依頼、ありがとうございます☆

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青色の着色バルブ、本当にやめてください。

継続車検のご依頼もメインの業務なので多いのですが、この記事でも書きましたように着色バルブは本当にやめてください。

パッと見た時に嫌な予感がしたんです。。。
案の定、、、

PIAAのバルブでしたが、今回はテスターが拾えず暴走するぐらいお話になりませんでした。。。

コペンはバルブ交換の作業性が悪いですし、再検査の手間(時間)が倍ですから、費用も以前より高くいただくしかありません。

安心のKOITO純正バルブ。

めちゃめちゃ明るくなり、一発合格です♪

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Ferrari F430 走行異音修理、他メンテナンス

走行時のビビり音発生です。常用域で発生しているので、特に長時間になると不快ですよね(汗)

どこから発生している異音か、先ずは発生条件を再現。
すぐに発見出来る時もあれば、点検時には発生しない時もあって、異音はケースバイケースですね。

疑わしきを見つけたので、バルブ開閉部分をわざと外してテスト。的中でした♪
構造と動き方をよく観察して、対策。テストして不完全な部分をまた修正→テスト→修正→テスト、、、と繰り返し、スムーズさと静音性のバランス点を見つけ出しました♪
無事、解決してくれました。

他にも、430定番のセレクトスイッチの劣化。

一番操作頻度の高い「R」が最も劣化すると思いますが、他のスイッチもそれなりに劣化しているのでセットで交換する事に。

オイル交換もさせていただきました。

ドレンパッキンはさすがに一般的な値段です(^^;

オイルエレメントも交換。フェラーリ専用のカップレンチ買ったので安心ですが、結構なトルクで締まってますので慎重に。。。

指定温度まで油温を上げて、油量測定と調整です。完全冷却後にも各部の漏れ点検を行い、もう一度油温を上げ再度測定。この辺りはやはり慎重になります。。。
問題なければ完了です。

ご依頼、ありがとうございました☆

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NA1 NSXクラッチO/H、タイベル交換やオイル漏れ応急処理など

他のメンテでお預かりした際にクラッチのフィーリングが良くない事の方が気になり、早めのクラッチメンテをオススメしていいたNSX。

都合が合いメンテに臨んだら、案の定ディスクは画像のとおり。
ぐらいでは終わらず、、、

たまにエンジン始動不良となっていた原因は想像どおり。

それもですが、汚れ具合がかなりのものでした。

いつも書いてますが、作業の大半は洗浄につぐ洗浄です。

クランクシールもですが、それ以外からのオイル漏れも。

上からもオイル漏れ。

クラッチマスターも予想どおり(^^;

まだ新品がそれなりの価格で手に入るので、O/Hせず迷わず新品に。

レリーズ側もなかなか(^^;
こちらも迷わず新品に。

かなり洗浄してようやく素材が見えて状態が確認できます。

養生したり気を付けていても、作業姿勢的な理由もあり作業者もかなり汚れます。。。

NA1は純正でツインプレート。ディスクのバランス(位相)指定あり。

フラホやカバーなどはお客様持ち込み品にてのセットアップ。

忘れそうになるイニシャライズ。。。

エンジン周りのオイル漏れが激しいので、ついでに作業出来る所は行う事に。

とにかく、洗浄につぐ洗浄です。。。

それと、今回はクラッチメンテだけの予定だったのですが、各部からオイル漏れも酷いので整備履歴を聞き取り。しかし、それまで持ち込まれていたのは非認証工場だったようで記録簿も無ければ納品書も明細がなく、長年に渡り整備履歴(詳細)が不明との事。。。

記録簿やラベルなどが無いので、タイベルも不安という事でご開帳。
見た目はまともだったものの、記録をリセットする意味でベルトも交換する事に。

何かあればエンジンは降ろしての整備を基本としている設計だと思います。車上ではめちゃくちゃ作業性悪いです。カムシールやカムエンドシールを交換するならエンジン降ろさせてもらわなければとてもする気になりません(^^;

バキバキに割れたカプラーも純正供給が無いので別途調達。

ココからのオイル漏れはVTECの定番ですかね。

カムエンドシールには液体パッキン塗り塗りの跡が。
E07やB型エンジンもそうですが、この頃のホンダエンジンのカムエンドシールはカムキャップ外さないと交換が出来ない構造で嫌いです(^^;

おそらく、NSXの場合車上でカムキャップ外すとか超絶面倒なので、液体パッキン塗り塗りにされたものと推測しますが、塗り塗りのパッキンも劣化して漏れてました。
今回はオーナー様との打ち合わせで、別メンテでエンジンを降ろして整備するまで応急処置しておく事に。

他にも色々ありましたが、まぁアレです。
整備記録もきちんと取ってくれる所で車の面倒を見てもらうようにしてください。
特に整備性の悪い車は、現状の確認だけでも何手間も費用もかかりますので(^^;

しかし、完成して試運転してみると、さすがに国産を代表する本格的MRスポーツカー。
コーナーリングの楽しさは群を抜いているように感じます♪

ご依頼、ありがとうございました☆

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L512S アバンツァートR4のECU

を交換させていただきました。

ECU変更に併せて、スパークプラグも熱価の高いものに交換。(ハイオク指定です)


ご依頼、ありがとうございます☆

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