KFエンジンのリフレッシュ

ご相談、ご依頼が多くなってきました。

当然ですね。デビューから20年近く経ち、ダイハツの軽自動車エンジンはKF一択ですから増える一方です。デビュー当初はトラブルも色々ありましたがアップデートを繰り返し、バリエーションもかなり増えました。

一択なので「かつての3気筒のEFか4気筒のJBか」みたいな選択肢がないという意見も耳にしますが、数が多く出るので部品代が比較的安くできたり部品供給面でも安心だし、メーカーさんも改良&改善に集中しやすいはずです。特に、今の日本の経済状況では相互にかなり大きなメリットとなっているであろうと勝手に想像してしまいます。

ままま、そんな余談はさておき、今回も定番のオイル消費とトルク感の減少のご相談でリフレッシュさせていただきます。

スパークプラグの状態でもかなりオイル消費している様子が伺えましたが、案の定燃焼室にかなり入ってますね。リフレッシュ後が楽しみです。

ご依頼、ありがとうございます☆

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青色の着色バルブ、本当にやめてください。

継続車検のご依頼もメインの業務なので多いのですが、この記事でも書きましたように着色バルブは本当にやめてください。

パッと見た時に嫌な予感がしたんです。。。
案の定、、、

PIAAのバルブでしたが、今回はテスターが拾えず暴走するぐらいお話になりませんでした。。。

コペンはバルブ交換の作業性が悪いですし、再検査の手間(時間)が倍ですから、費用も以前より高くいただくしかありません。

安心のKOITO純正バルブ。

めちゃめちゃ明るくなり、一発合格です♪

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Ferrari F430 走行異音修理、他メンテナンス

走行時のビビり音発生です。常用域で発生しているので、特に長時間になると不快ですよね(汗)

どこから発生している異音か、先ずは発生条件を再現。
すぐに発見出来る時もあれば、点検時には発生しない時もあって、異音はケースバイケースですね。

疑わしきを見つけたので、バルブ開閉部分をわざと外してテスト。的中でした♪
構造と動き方をよく観察して、対策。テストして不完全な部分をまた修正→テスト→修正→テスト、、、と繰り返し、スムーズさと静音性のバランス点を見つけ出しました♪
無事、解決してくれました。

他にも、430定番のセレクトスイッチの劣化。

一番操作頻度の高い「R」が最も劣化すると思いますが、他のスイッチもそれなりに劣化しているのでセットで交換する事に。

オイル交換もさせていただきました。

ドレンパッキンはさすがに一般的な値段です(^^;

オイルエレメントも交換。フェラーリ専用のカップレンチ買ったので安心ですが、結構なトルクで締まってますので慎重に。。。

指定温度まで油温を上げて、油量測定と調整です。完全冷却後にも各部の漏れ点検を行い、もう一度油温を上げ再度測定。この辺りはやはり慎重になります。。。
問題なければ完了です。

ご依頼、ありがとうございました☆

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NA1 NSXクラッチO/H、タイベル交換やオイル漏れ応急処理など

他のメンテでお預かりした際にクラッチのフィーリングが良くない事の方が気になり、早めのクラッチメンテをオススメしていいたNSX。

都合が合いメンテに臨んだら、案の定ディスクは画像のとおり。
ぐらいでは終わらず、、、

たまにエンジン始動不良となっていた原因は想像どおり。

それもですが、汚れ具合がかなりのものでした。

いつも書いてますが、作業の大半は洗浄につぐ洗浄です。

クランクシールもですが、それ以外からのオイル漏れも。

上からもオイル漏れ。

クラッチマスターも予想どおり(^^;

まだ新品がそれなりの価格で手に入るので、O/Hせず迷わず新品に。

レリーズ側もなかなか(^^;
こちらも迷わず新品に。

かなり洗浄してようやく素材が見えて状態が確認できます。

養生したり気を付けていても、作業姿勢的な理由もあり作業者もかなり汚れます。。。

NA1は純正でツインプレート。ディスクのバランス(位相)指定あり。

フラホやカバーなどはお客様持ち込み品にてのセットアップ。

忘れそうになるイニシャライズ。。。

エンジン周りのオイル漏れが激しいので、ついでに作業出来る所は行う事に。

とにかく、洗浄につぐ洗浄です。。。

それと、今回はクラッチメンテだけの予定だったのですが、各部からオイル漏れも酷いので整備履歴を聞き取り。しかし、それまで持ち込まれていたのは非認証工場だったようで記録簿も無ければ納品書も明細がなく、長年に渡り整備履歴(詳細)が不明との事。。。

記録簿やラベルなどが無いので、タイベルも不安という事でご開帳。
見た目はまともだったものの、記録をリセットする意味でベルトも交換する事に。

何かあればエンジンは降ろしての整備を基本としている設計だと思います。車上ではめちゃくちゃ作業性悪いです。カムシールやカムエンドシールを交換するならエンジン降ろさせてもらわなければとてもする気になりません(^^;

バキバキに割れたカプラーも純正供給が無いので別途調達。

ココからのオイル漏れはVTECの定番ですかね。

カムエンドシールには液体パッキン塗り塗りの跡が。
E07やB型エンジンもそうですが、この頃のホンダエンジンのカムエンドシールはカムキャップ外さないと交換が出来ない構造で嫌いです(^^;

おそらく、NSXの場合車上でカムキャップ外すとか超絶面倒なので、液体パッキン塗り塗りにされたものと推測しますが、塗り塗りのパッキンも劣化して漏れてました。
今回はオーナー様との打ち合わせで、別メンテでエンジンを降ろして整備するまで応急処置しておく事に。

他にも色々ありましたが、まぁアレです。
整備記録もきちんと取ってくれる所で車の面倒を見てもらうようにしてください。
特に整備性の悪い車は、現状の確認だけでも何手間も費用もかかりますので(^^;

しかし、完成して試運転してみると、さすがに国産を代表する本格的MRスポーツカー。
コーナーリングの楽しさは群を抜いているように感じます♪

ご依頼、ありがとうございました☆

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L512S アバンツァートR4のECU

を交換させていただきました。

ECU変更に併せて、スパークプラグも熱価の高いものに交換。(ハイオク指定です)


ご依頼、ありがとうございます☆

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キャリパーのピストン固着

よくあります。

固着するとブレーキを引きずって異常発熱し、パッドやローターはおろかハブベアリングなど周辺部品にダメージを与えたり、最悪の場合は火災に発展する事もありますので侮れません。

明らかに固着やピストン周辺の錆などが確認出来る時は判断が容易ですが、難しいの目視で一見大丈そうに見えるけど、実は固着寸前の場合。

このようにダストブーツ内部に発生している錆は、目視で発見しづらい事があります。

確認するのに一番確実なのは、ピストンを抜く事。
しかし、ピストンを抜いてそのまま全て再使用する事は基本的にダメですので、「ピストンを抜いて確認する=オーバーホールする」事になります。

ご覧の通り、見事な錆。

ピストンは洗浄してセーフかどうか判断します。
虫食い状態でフルード漏れやカジリを起こす可能性がありますのでアウト。

もちろんキャリパーごと新品にするに越した事はないのですが、再使用出来そうならO/Hを希望される方が多いです。(画像はまだ工程途中ですが、最後はキレイに仕上げます。錆対策として、キャリパーに塗るグリスの塗布範囲を少し工夫します。)

新品ピストンにシールも交換して、無事O/H完了。

今まで数えきれない程のキャリパーをオーバーホールさせていただいてきましたが、同じ車でも固着するまでの期間はかなりの差を感じます。

●水分や塩分を含んだ所を走る事が多い。
●湿気の多い所、または寒暖差の激しい所(結露しやすい)に停めている。
●泥などついてもそのままにしている。
●長らくブレーキフルードの交換をしてない。

などの車両はやはり早く固着している印象です。
重要な部位ですから、定期的にオーバーホールするか新品に交換するかをオススメいたします。

ご依頼、ありがとうございます。

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スタビリンクのガタつきが続きます。

今月車検をご依頼いただいた中で、何と4台立て続けにスタビリンクのガタつきを発見です。(^^;

走行異音の中で、そこそこ頻度の高いトラブルですね。

ブーツが破れて水分が入り、一気にボールジョイントを傷めるパターンですね。

ご依頼、ありがとうございます。

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L880Kメンテ色々、ヘッドライトのバルブ交換時はご注意を☆

中身降ろして気になる所を一新です☆

長年の汚れが

ココも定番ですね〜。

メンテの殆どは、先ずは洗浄から。

ごっそり新品にする場合を除いては、何はなくとも洗浄。

クラッチレリーズベアリングもガタガタでしたが、スリーブもダメ。

下手にコネずに新品が正解☆
ダメなとこ直すついでに持込のLSDなども組み込み。

880も一番新しいのでも12年、初期だと22年。

ブレーキマスターダメになってるのも増えました。

ココも定番ですね〜。
もちろん新品交換。

ドラシャも。

ダンパー、アッパーマウント、スプリングシートも新品。

ブッシュ、ボールジョイント類も。

キャリパー、ローター、パッド、ホースも全て。

メンテを終えて車検準備に。
我々にとっては嫌なバルブがついてます(^^;
何故なら、着色バルブは光量が下がるものが多いからです。特にこの青系は。

持込検査の場合、今年からヘッドライトの測定手順に変更がありましたので、ロービームで不合格の場合はものすごく面倒(時間ロス)な事になります。

安心の無色透明バルブにして無事合格♪

社外LEDバルブへ交換される場合も光軸がうまく出ない(何箇所かに散ってしまったりする)事で不合格になる場合があるのでご注意ください。純正LEDバルブ車は当然LEDの特性を考慮したヘッドライト設計ですが、純正がハロゲンやHID車の場合は、LEDとマッチング悪くても当然です。

実際に乗ってみて明るいとか見やすいとかは別として、「車検」に於いてヘッドライトバルブは安易に変えない方が良い時代になってきました。(ダメだった場合、手間賃が今までよりも増えるという意味で(^^;))

880の場合、ヘッドライトレンズの劣化や内部リフレクターの劣化による光量不足も増えてきました。表面を磨いてもどうにもならない個体も多くなってきましたので、新品交換がオススメです。880のヘッドライトはまだ安いと思う(個人的に)ので、今後の値上がりや廃盤に備えて部品確保の為にご注文いただく方も多くなってます。

ご依頼、ありがとうございます☆

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「R1」と「スーパーはくと」

YAMAHA YZF-R1(5VY)の継続車検のご依頼です。

バイクの車検や整備はメインではないのですが、車種と意向などがマッチした場合のみ受けさせていただいております。

ご依頼、ありがとうございます。

※画像撮影時、智頭急行のHOT7000系「スーパーはくと」が通り、R1との共演となりました。

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PORSCHE 911 GT3 type991

ポルシェユーザー様も増えてきました。

メーター中央のGT3ロゴもカッコいい♪

センターロックホイールの脱着は、人手が要りますね(^^;

ありがとうございます☆

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