RB26のアイドルが高く下がらない症状です。
いくつか考えられますが、今回もスロットルガスケットでした。
サージタンクの脱着は、毎回ちょっと「かまえ」てしまいます。
取回しが複雑なだけでなく、経年劣化によりホースの硬化などで作業性が非常に悪いです。
スロットルを外すと、、、
見事に破れて無くなっていました。
ココから、2次エアを吸っています。
経年劣化で破れますが、インジェクターなどから燃料漏れ起こしてる場合は劣化がより早いです。
インマニのガスケットも同じく紙製で気持ち悪いので、同時に交換するため外します。
インマニガスケットが破れた場合、またサージやスロットル外さねばなりませんので、非常に面倒になりますからね
ウォーターホースの接続部分(パイプ)は、もれなくこのように錆や腐食による堆積物が発生しています。
掃除してパイプの状態がキレイなら良いですが、デコボコしているようだと交換した方が良いですが、これらのパイプはエキゾースト側にまで取り回しがあるので、
そちら側も同時に交換しておく必要のあるものが芋づる式に出てきて、結局水回り全交換になりがちです。
パイプは圧入箇所もあるし、車上だと非常に作業性が悪い箇所もあるので
エンジン降ろして作業した方が早く確実ですから、どの辺りで止めておくのか、または敢えて一切手を出さずエンジン降ろすタイミングを見て、その時に全部やるのも有効だと思います。
古くなっていると、この冷却水エア抜き穴が詰まっているものも時々見かけます。
紙ガスケットなのでボロボロ千切れますね。
TOMEIのメタル製に交換します。
ついでに、サージタンク下のエア関係のホースもSAMCOにとの事ですが、エア関係のホースはホンマに設計間違ってるんじゃないですかね? 内径、全然合ってませんので、取付に相当苦労します。
無理やり付けると、内側の黒っぽい層がめくれてホース内を塞ぎ、一旦めくれると2度と上手く取付出来ません。
ウォーター関係は問題ないのですが、エア関係はホンマに丸っきり径が合ってないので、今回はメーカーさんにその部分の改善要求を出しました。
オイルクーラーホースなど、水関係のホースは全く問題ないのですがね。
サージが外れている時のチャンスの一つに、燃料ホース系があります。
手元が広くなってる内に、エンジンルーム内は全交換です。
経年劣化でホースがヒビ割れていて、あわや火災寸前の車両も時々見かけますので、
この辺りの年式で1度も交換してなければ問答無用で交換です。
デリバリーパイプに繋がる短めのホースもまた、取付にちょっと苦労します。
純正ですがこちらもホースが結構キツキツです。
ただ、こちらはコツを掴めば色んな意味で大丈夫です。
性能劣化や燃料漏れ予防に、インジェクター周りも新品にします。
無事解消しましたので、アイドル学習して納車です。
ありがとうございました。
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