キャリパーのピストン固着

よくあります。

固着するとブレーキを引きずって異常発熱し、パッドやローターはおろかハブベアリングなど周辺部品にダメージを与えたり、最悪の場合は火災に発展する事もありますので侮れません。

明らかに固着やピストン周辺の錆などが確認出来る時は判断が容易ですが、難しいの目視で一見大丈そうに見えるけど、実は固着寸前の場合。

このようにダストブーツ内部に発生している錆は、目視で発見しづらい事があります。

確認するのに一番確実なのは、ピストンを抜く事。
しかし、ピストンを抜いてそのまま全て再使用する事は基本的にダメですので、「ピストンを抜いて確認する=オーバーホールする」事になります。

ご覧の通り、見事な錆。

ピストンは洗浄してセーフかどうか判断します。
虫食い状態でフルード漏れやカジリを起こす可能性がありますのでアウト。

もちろんキャリパーごと新品にするに越した事はないのですが、再使用出来そうならO/Hを希望される方が多いです。(画像はまだ工程途中ですが、最後はキレイに仕上げます。錆対策として、キャリパーに塗るグリスの塗布範囲を少し工夫します。)

新品ピストンにシールも交換して、無事O/H完了。

今まで数えきれない程のキャリパーをオーバーホールさせていただいてきましたが、同じ車でも固着するまでの期間はかなりの差を感じます。

●水分や塩分を含んだ所を走る事が多い。
●湿気の多い所、または寒暖差の激しい所(結露しやすい)に停めている。
●泥などついてもそのままにしている。
●長らくブレーキフルードの交換をしてない。

などの車両はやはり早く固着している印象です。
重要な部位ですから、定期的にオーバーホールするか新品に交換するかをオススメいたします。

ご依頼、ありがとうございます。

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スタビリンクのガタつきが続きます。

今月車検をご依頼いただいた中で、何と4台立て続けにスタビリンクのガタつきを発見です。(^^;

走行異音の中で、そこそこ頻度の高いトラブルですね。

ブーツが破れて水分が入り、一気にボールジョイントを傷めるパターンですね。

ご依頼、ありがとうございます。

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L700のMT化 改造通知書

2台ともMT化でのご依頼でした。

これで所轄の軽自動車検査協会に車を持ち込んでいただければ、公認取得可能です。

L700系では、

●MT化
●EF→JB化
●4WD→FR化

の改造を施された車両の書類制作のご依頼が多く、年々増えています。

ありがとうございます☆

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L880Kメンテ色々、ヘッドライトのバルブ交換時はご注意を☆

中身降ろして気になる所を一新です☆

長年の汚れが

ココも定番ですね〜。

メンテの殆どは、先ずは洗浄から。

ごっそり新品にする場合を除いては、何はなくとも洗浄。

クラッチレリーズベアリングもガタガタでしたが、スリーブもダメ。

下手にコネずに新品が正解☆
ダメなとこ直すついでに持込のLSDなども組み込み。

880も一番新しいのでも12年、初期だと22年。

ブレーキマスターダメになってるのも増えました。

ココも定番ですね〜。
もちろん新品交換。

ドラシャも。

ダンパー、アッパーマウント、スプリングシートも新品。

ブッシュ、ボールジョイント類も。

キャリパー、ローター、パッド、ホースも全て。

メンテを終えて車検準備に。
我々にとっては嫌なバルブがついてます(^^;
何故なら、着色バルブは光量が下がるものが多いからです。特にこの青系は。

持込検査の場合、今年からヘッドライトの測定手順に変更がありましたので、ロービームで不合格の場合はものすごく面倒(時間ロス)な事になります。

安心の無色透明バルブにして無事合格♪

社外LEDバルブへ交換される場合も光軸がうまく出ない(何箇所かに散ってしまったりする)事で不合格になる場合があるのでご注意ください。純正LEDバルブ車は当然LEDの特性を考慮したヘッドライト設計ですが、純正がハロゲンやHID車の場合は、LEDとマッチング悪くても当然です。

実際に乗ってみて明るいとか見やすいとかは別として、「車検」に於いてヘッドライトバルブは安易に変えない方が良い時代になってきました。(ダメだった場合、手間賃が今までよりも増えるという意味で(^^;))

880の場合、ヘッドライトレンズの劣化や内部リフレクターの劣化による光量不足も増えてきました。表面を磨いてもどうにもならない個体も多くなってきましたので、新品交換がオススメです。880のヘッドライトはまだ安いと思う(個人的に)ので、今後の値上がりや廃盤に備えて部品確保の為にご注文いただく方も多くなってます。

ご依頼、ありがとうございます☆

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またLA400コペンの4WD化、公認取得。

今月はLA400Kの4WD化公認取得2台です。

リフレッシュが完了したL880Kの継続車検もです。

作成した多くの書類がスッキリとした改造通知書として出来上がり、

それを以て公認車検を受け、合格し車検証に「改」がつく瞬間は、いつも嬉しくなります♪

最近は改造通知書のみ作成のご依頼もかなり増えています。

ありがとうございます☆

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【公認取得】L700SにJBエンジン、乗用→貨物に変更

ご依頼の多い公認関係です。

今回はJBエンジンだけでなく乗用→貨物化(後席を外し2名乗車)もご依頼で、書類作成と公認車検受けをさせていただきました。

実際の車重は検査場で実測、また乗用タイヤを履いている事もあり、最大積載量は150kgとなりました。

ご依頼、ありがとうございます☆

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「R1」と「スーパーはくと」

YAMAHA YZF-R1(5VY)の継続車検のご依頼です。

バイクの車検や整備はメインではないのですが、車種と意向などがマッチした場合のみ受けさせていただいております。

ご依頼、ありがとうございます。

※画像撮影時、智頭急行のHOT7000系「スーパーはくと」が通り、R1との共演となりました。

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LA400コペンの4WD化&ハイリフト公認取得

昔に比べ必要書類増えてますが、おかげさまで今回も合格♪


4WD化はFFのままのハイリフトよりも選択される方は少ないと思いますが、それでももう一桁ではない台数なので検査員の方にも認知されてる感じがします。

ありがとうございます⭐︎

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LA400Kコペンの車検

カッコいいルックスです♪

ご依頼、ありがとうございます☆

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キャストスポーツのMT化と公認取得

ミラトコットに始まり、ミライース、ミラココアなど、スマアシ付き車のMT化も着々と実績が出来てます。2019年に初めてミラトコットをMT化した時、スマアシ関係の処理に挫折しかけてたのが懐かしいです。

しかし、一旦ベースが完成すると高年式車ならではの利点がかなり多く、それに気付いてからはオススメ度も上がり、コンスタントにご依頼いただくようになりました。

今回はLA260Sキャストスポーツでのご依頼です。

ミッションは新品を選択されました。
後々の事を見越しますと、間違いなくそれが良いです。

ファイナルなどギア比は使用目的でマッチング度合いが変わると思いますが、個人的には今回のマッチングはすごく好きです♪

完成した時は神に思え、今でも神に思ってるCVTキャンセラー。もはや定番です。

それよりも、今回一番悩んだのは内装でした。トコットのMT化で使用している内装を使用する予定が、何と廃盤、、、。センターコンソールなんて頻繁に注文入る部類じゃないので、廃盤になるのも早いのでしょうかね。

他社メーカーのものも取り寄せ、流用しやすそうなものを何台も比較検討したものの、不自然な感じになったり干渉したりでイマイチ。。。

今の時代の事ですから、一から3Dプリンターで作るか検討し始めていたものの、やはり面倒。そんな時にふと思いついた部品を試してみると、、、

おおお!!!
違和感のない仕上がりに♪

改造通知書も作成し、

公認もサクッと取得。
(おかげさまで、改造通知書の作成や公認取得のご依頼は年々増えています。)

ご依頼、ありがとうございます。

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