車検・整備・修理・鈑金塗装

車検・整備・修理を承っています。

車検

軽自動車と普通乗用車をメインに車検を承っています。「車検を受ける事」と「整備する事」は全く別の事で「車検を受けたから安心」という事にはならず、その意味を双方が理解しておく必要があると思っています。

 例えばブレーキパッドの残量がほぼ無くなっていても、制動力が規定値以上出ていれば車検には通ります。
しかし、その後乗っていれば当然パッドは更に減り交換が必要になりますし、限界まで気付かなければブレーキローターや
キャリパーまで交換が必要になりより多くの費用と時間が必要になる事もあります。
 そして画像のように、ブレーキパッドの内外での残量差(内側のパッドは外側に比べかなり少なく、外側は多い状態)は
ホイールやキャリパーを外さないと目視で確認しづらい部分です。
 さらに、ユーザー車検(認証や指定ではない車屋さんもココに該当します)の場合ではキャリパー等を外して(そもそも、事業として行う場合は取外しが許可されていないが実際は行っている事例が多数。)まで点検したりしないのか、整備記録簿を見ても記録がされておらず全くアテにならない事例は少なくありませんので、「車屋さんで車検を受けた」と言っても
様々過ぎます。車検に通るのと整備するのとで全く意味が違う所以です。
ロアアームのB/J(ボールジョイント)ブーツにヒビ割れが入り始めた状態。破れていない限り車検には合格しますので車検の更新にこのブーツの交換は「必要」ではありませんが、ヒビ割れが進行して破れるとブーツ内のグリスが流出し、ガタつき等のトラブルに発展しやすくなりますので、交換「推奨」に該当する部分になります。
(ただし、破れる「寸前」の状態であればほぼ「必要」に該当すると言えます。)
例えばタイミングベルト採用車の場合は、交換時期であっても車検更新には「必要」な事項ではありません。ただ、切れるとエンジンを全損してしまったりするので交換時期が近いと「強く推奨」とする部分です。しかし、それもベルトのみの交換にするのか、はたまた周辺を構成しているテンショナーやベアリング、ウォーターポンプやクランク&カムシールといったもの(タイミングベルトを取り外さなければ交換出来ない構造のものが多い)も一緒に交換しておくのかで、作業時間も費用もかなりの差です。また、もしそれらにトラブルが発生した場合は再度分解しなければならないので2度手間です。
ちなみに、水平対向エンジンやV型エンジンのタイミングベルトは取り回しが複雑でベルトにかかっているベアリングの数も多く、他のエンジンに比べて部品代がかなり高くなる事が多いです。


整備修理鈑金塗装

全くの別件で入庫時に「何かガソリン臭い」という事に気付き、点検して見ると燃料漏れ。
燃料ホースが経年劣化によりヒビ割れて漏れており、あわや車両火災に発展しかねない状態でした。年数の経っている車ではかなり重要視するポイントですが、エンジンルームや燃料タンクの奥の部分などは目視で点検出来ない場合も多く、また長年の汚れがホースに体積しヒビ割部分が隠れてしまっている事もあるので、年数が経っている場合にはトラブルが起きてなくても、燃料タンク等を外して交換しておく事を強くオススメします。
例えばブレーキキャリパーのO/H。現状で引きずったりしてはいないが、O/Hしておく事で今後しばらく安心して使う為の予防整備。
ボディのオールペーンと同時にエアロパーツの取り付け例






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